パソコンママの徒然日記



更新日:2019年3月6日



3月6日(水):『息子とデート・鉄道博物館編』


2月28日(木)の日記の続きです!
息子にしがみついて京都水族館を出て帰路に就いた。バス停へ行くはずがなんかおかしい。よくは見えないけれど息子がどんどん、バス停から離れて行ってる気がする。
おおお!何回か来たことのある場所の券売機の前で息子が止まった。「おかん、入るぞ」と。なんとそこは京都鉄道博物館。あーちゃん、何回も行ってるぞ。
京都鉄道博物館は京都水族館から歩いてすぐの所にあるのだ。そうそう、この近くに3月16日、JR嵯峨野線の「梅小路京都西駅」がオープンする。鉄道博物館へのゲートウェイだな。
時計は午後3時を回っている。今から入っても2時間くらいしか遊べないよな。でも、そこは知る人ぞ知るママ鉄・子鉄。前を素通りすることなんてできない。
入場券をゲットして結局、入ることに。ド平日の閉館間近ということで中はガラガラ。遊びたい放題!車掌さんなりきりコーナーでマイクを持って車掌アナウンス体験。
まずは子鉄から。JR新快速の車掌の真似だな。次はママ鉄の番だ。京阪電車の特急車内アナウンス英語版を披露。ウッシッシ!
なんか、外国人の観光客にウケていたような…。「ブラボー!ナイス!」の声が聞こえた。やった!一度、やってみたかったんだ。ママ鉄ハッスルしてるのに子鉄はどこへ?
次の遊びはこれ↓

☆運転シミュレータ☆
運転士が実際に訓練で使用するシミュレータをもとに、訓練さながらにお仕事体験ができます。
他にも、運転時に携帯するかばんや仕事道具の紹介、制服の着用など色々な角度から運転士のお仕事を学ぶことができます。
-京都鉄道博物館ホームページより抜粋-

運転シミュレータが48台あって、申し込むと抽選で体験できる。どうやらそれを申し込みに行っていたらしい。「おかんの分も申し込んどいたで」とのこと。
入場券の枚数分、申し込むことができる。子鉄が外れてママ鉄の分が当たったらそれで体験するらしい。どうせ、当たってもママ鉄は見えないしな。操作できないや。
抽選発表は4時20分。それまで腹ごしらえだ。2階にある鉄道色たっぷりの食堂へ。そこでママ鉄はSL義経号ラーメンをいただいた。以下はその写真。

SL義経弁慶号の形をした海苔とラーメンの写真。この海苔をラーメンに乗せて食べるのだ。それだけよ。

抽選発表の時間になり、会場へ。な・な。なんと!ママ鉄も子鉄も2人とも当たってしまった。ママ鉄、いったい見えないのにどうやってシミュレータを操縦するんだ?
今回が一番、最後の回で、時間が決まっていて皆、一斉にスタートして終わるアトラクションだから子鉄が2回することはできない。
係のお姉さんが「せっかくですからお母さんもやってはいかがですか?」と。「えーっっ、でも私は目が見えないんですよ。どうやってすればいいのでしょうか?」とママ鉄。 減速したり、ブレーキを掛けたりタイミングをお姉さんがシミュレータの画面を見て教えてくれるので、そのとおりにブレーキとマスコンを操作すればいいですよとのこと。
そっか。めったにできない体験だもんな。やってみようか。ママ鉄の座ったシミュレータはJR新快速のシミュレータだ。左にマスコン、右にブレーキ。車内の操縦そのままだ。
おおお、お姉さんの指示に従って左手でマスコンを動かし、加速。スピード出る出る!駅が見えたので減速。そして駅ホームに入ってブレーキ。すべてお姉さんが支持してくれた。
入線前後7mの誤差だとオーバーランなしということで次のステージへ進める。ママ鉄は3mのオーバーランだからセーフさ!やった。次のステージへ。見えなくても電車を運転したぞ。
次のステージも4mのオーバーランでクリア。ウッシッシ。3回目に挑戦だ。3回目途中で時間が来た。遊べるのは10分間だけだからね。
本当のJRの運転士が訓練で使うのと同じシミュレータが体験できてとてもよかった。お姉さんの指示で目が見えなくてもガチャンガチャン運転できたもんな。
今まで何度も来ていても、目が見えないと絶対にできないと思っていた電車のシミュレータ。今回、体験することができて本当にうれしかった。係のお姉さんと子鉄に感謝!
最後に、3月3日までしか展示していない特別列車、「瀬戸大橋アンパンマントロッコ列車」の中を体験して博物館を後にしました。

瀬戸大橋アンパンマン列車の写真

半日だったけど結構、充実した息子とのデートでした。今度はいつ、連れて行ってくれるかな?気分次第なのでこれだけはわからないなあ。(笑)
晩メシはやっぱりこの日も焼肉食べ放題。今回は楽しかったのでちょっと贅沢に飲み放題も就けた。息子のおごりだぜい!また行こうな。



2月28日(木):『息子とデート・水族館編』


学生時代の友人たちと会うために息子が連休を取って帰ってきた♪きやぁ!うれしい。少し長めにいるんだね。大阪に。
「おかん、俺、京都水族館へ行くけど、付き合うか?」と言った。「うんうん。行く行く!」とあーちゃん。息子と一緒ならどこへでも行くさっ!ウッシッシ。
なぜかしら息子は幼い時から水辺の生き物が大好きで、京都の大学に通っていたので、学生時代は京都水族館の年パスを買ってまで入場していたくらい。
就職して3年目に入る今年。重要な年になる。結構、業務が大変らしく、ちょっとばて気味。今回、いやされたくなり、何となく行くことにしたようだ。
ママも前から一度、行って見たかったんだ。初めてだもん。よくは見えないと思うけど、動物の物影くらいは見えるかな?と…。
入口でチケットを買ってレッツゴー!息子のお気に入り、「アザラシ Seal」へ。ゴマフアザラシ(ごまちゃん)などがプカプカ水に浮いて顔を出すらしい。
じっとお客さんのほうを見ているのでアザラシと目と目が合うかもしれないとのこと。あーちゃんは見えないけど、息子は何回か目が合ったと。うらやましい。


水面に顔だけ出してプカプカ浮いているごまちゃんの写真。かわいい?


次は「ペンギンコーナー」へ。あーちゃんの目の前をガラス越しに何か黒い物体が横切った。どうやら大きなペンギンが歩いて行ったらしいとのこと。
ひぇー!今の、ペンギンだったのか!そうだよな。ペンギンの水槽の前にいるのだから。でも、ペンギンの形はわからなかったなぁ。やれやれ。
そして次は待ちに待った「イルカショー」。前から10段目くらいまでは水がかかるので嫌だからそれより上のほうで観覧することにした。(笑)着替え持ってなかったもん。
しかし、遠いからなーんにも見えない。「おかん、イルカが飛んだ!」と息子が叫んだ。そりゃ、飛ぶよな。イルカショーだから。見たい、見たい!


イルカショーにてイルカがジャンプしている写真。すぐ後ろをJRの線路が走っている手ため、タイミングによってはイルカと電車のコラボが見られる。


次に「エビ・カニコーナー」へ。伊勢海老とタカアシガニがいた。「おかん、タカアシガニっておいしいのかな?」と息子。「食べたことないから知らん」とママ。
そう!息子もママもエビ・カニアレルギー。「食べたら死ぬ」とお医者さんに言われている。トホホ。ところで、タカアシガニって食べることができるのだろうか?
マグロやカツオ、ハマチにブリなど、食べるとおいしい魚はいなかった。イカもタコも。まっ、いいか。深くは考えない。
一通り見終えたのでお土産を買いにミュージアムショップへ。じゃーん!息子にイルカのボールチェーンストラップを買ってもらいました。フッフッフッ!大切にしよっと。


買ってもらったイルカのマスコットホルダーの写真。浮き輪を付けているのではなくて、中をくぐっているんだよ!


さて、ママと息子のデートはまだまだ続く。この後はどこへ行くのでしょう。ヒント:京都水族館の横にある博物館だよ。ヒヒヒ。  --つづく--



2月23日(土):『サクラチル』


音声起稿のしごとがやっと、落ち着いたぁ!なのでやっと更新できます。(笑)
前回の日記から実にいろいろあった。何から書けばいいかわからないくらい!とにかく、国家公務員障害者選考試験の結果から。なんと!
落ちた。不合格。近畿では約1400分の200だもんな。合格者のほうが少ないからきらめはつくといってもやっぱり悲しい。辛い。悔しい!!!
結果発表は、パソコンで人事院のホームページにアクセス。自分の受験番号を探す。な・な・ない!
わかってはいたけれども、心のどこかに「合格したい!」という気持ちがあって。パソコンに向かって袖口で涙をぬぐっている自分がいた。
50歳のおばちゃんだから?目が見えないから?だから落とされたのかな?考えてはいけないことを考えてしまった。あーちゃんらしくないぞ。
しかし、これが今の自分の実力。悔しいけど、悲しいけど認めなければいけない。上には上がいる。国家公務員になるのならもっと勉強しなければということだ。
そうでないと、国民の方々に失礼だよね。国民を守るのが国家公務員だとあーちゃん、思っているから。ハンパな知識じゃやっぱりだめなんだ。
今回の試験で自分の弱点、苦手部分がよくわかった。要領もわかった。もし、次に受けるチャンスが来たらそこをしっかりと勉強しよう。
視覚障害者がパソコンを使えば、晴眼者と同じ試験を受験できることもあるということが日本中にわかってもらえたと思うから
これからも自治体の公務員試験やさまざまな国家試験や資格試験がパソコンを使って、視覚障害者でも受験できるようになると思う。
今までは見えなければ門前払いだったからね。微弱でもそのきっかけを作るお手伝いができたのだからとてもよかったといって自分を慰める。(苦笑)
視覚障害者だって音声パソコンを使ってこんなふうに試験を受けることができるってこと、思いっきり、パフォーマンスしてきたと自分自身、思ってる。ヘヘヘ。
落ちたことをパパにショートメッセージをした。すると、以下の言葉が返ってきた。こらえきれず、あーちゃん、号泣。
【散る桜 残る桜も散る桜】昔、特攻隊員の人たちがよく遺書に書いた良寛和尚様のこの言葉。そのあとにパパは付け加えてくれた。
【散るからこそ次の桜が咲くのです】と。心に染みた。何でもいいから次の桜を咲かせてみせるぞ!視覚障害者として人生を力いっぱい、生きることだ。
元気出た、勇気がわいてきた。パパ、ありがとう。いっぱい、ありがとう!
仕事、ママ、おかん、パソコンサポートなどなど。今まで自分がやってきたことをしっかりとやりなさいということかもしれないな。
でもまだやっぱり、淋しい。悲しい。だ…大地よ 海よ そして生きているすべての みんな……… このオラに ほんのちょっとずつだけ 元気をわけてくれ…!!!
行くぜ、元気玉。(笑笑笑笑笑)



2月14日(木):『風邪ひいても心はぽかぽか』


ちっ!風邪をひいちまった。熱は平熱なのにくしゃみと鼻水と咳と頭痛がハンパない。こういうインフルエンザもあるのか?と疑問になり、一人で家から歩いて視覚障害者だと15分の総合病院へ。
あーちゃん、ここ何年も病気したことないのでかかりつけ医というのがない。なので、必要に応じていつもネット検索をして近くの病院を当たる。(笑)
ってなわけで鼻水ダラダラ、頭ガンガンでパソコンに向かった。おおお!10年くらい前に行った病院がまだあった♪ここでいいやと白杖片手に出発進行!
いつもはトコトコ歩く道もこの日はダラダラ、ヘロヘロ歩く。し・しんどい!あーちゃんの自治体だと同行援護のヘルパーさんは通院には使えない。トホホ。
家族もみんな仕事だし。あーちゃん一人。インフルエンザかどうか確かめるため、それでも行くしかないのだ。
到着すると守衛さん、受付の人、外来の看護師さんの連係プレーで見えなくても無事、診察からお会計まで完了。やってみるもんだね。
皆さんのエスコートは正直、ぎこちなかったけど一生懸命、あーちゃんのためにしてくださることにとても感動したし、ものすごくうれしかった。ちょっと、元気出たかな?
ここは院外処方なので、調剤薬局の場所を受付の人に教えてもらっていると、手が空いてそうなドクターらしき人が「案内しましょうか」と手を引いて連れて行ってくれた。
あーちゃんの手を持って、「お嬢様、お手を」という感じで手を引いて。普通だと腕につかまらせてもらうのだけれどまあいいか。これが本当の手引きだな。(笑笑笑)
薬局での必要書類をこのドクターらしき人が全部、代筆してくれて、お薬手帳なるものもいただいた。
このお薬手帳、友人に聞いていたのだが、アンパンまんやキティちゃんなどかわいいのもあるらしいと。「かわいい手帳、もらえますか」とあーちゃんが言うとそれらしきものをくれた。
「何が書いてありますか?」とあーちゃん。「お馬さんの顔が書いていますよ。これがうちでは一番、かわいい手帳ですね」と受付の人。心の中で思った。
「なーんだ、アンパンマンじゃないんだ」と。まっ、いいか。(笑)アンパンマンのが欲しかったけどな。
ところで、インフルエンザの検査結果は陰性でした。ホッ! もし、インフルエンザだったら今週末の2回のパソコンサポートの仕事ができなくなるところだった。ほんとによかった。3日くらいで治るだろうと先生が5日分の薬をくれた。
一人で冒険して、たくさんの人たちの優しい心遣いに触れて。障害者への合理的配慮に対する当たり前のサービスといってしまえばそれまでだがそれだけであーちゃんは片付けたくない!
みえなくてもわかる。皆、本当に親切だった。外へ出るとブルブル寒かったけれど、あーちゃんの心の中はぽかぽかさっ!



2月7日(木):『国家公務員障害者選考試験体験談①』


2月3日日曜日。国家公務員障害者選考試験を受けてきました。
受験報告が遅くなったのは、締切間際の仕事に追われていました。受験勉強していた間、ちょっぴり仕事をお休みしていたこともあって。
ぶっつけ本番というのは試験に対してちょっと失礼だなと思ったから。今回の試験で悟ったのはあーちゃんはやっぱり人文系の人だということ。(笑)
試験会場へはお伴のパパとデート。おしゃれなカフェで朝食の後、試験会場である大阪中之島合同庁舎へ。ものすごくセキュリティーの厳しそうな建物。
あとでパパに聞いたけど、あーちゃんが受験していた部屋は地方検察庁の研修室ということだった。すげぇー!地検?
こんな部屋、めったに入れないよ。なんかとても貴重な体験をしたようでうれしかった。(笑笑笑)
部屋に入って席について、パソコン調整を終えると付き添いの人は出ていく。「ママ、頑張れ!」と手を握ってくれるパパ。「ありがとう」と見つめるママ。
こんなところでいちゃつくんじゃないって?いっぺんに緊張が解けた。(爆笑)生まれて初めての国家公務員試験。楽しまなきゃね。息子は大学4年で受けたけど落ちた。
試験は午前が一般知識問題。午後が作文試験。午前は何と135分。こんなに時間があったら暇を持て余すだろうと思っていたけれど真剣にやったらそんなことないない。
フルタイム使って問題を解いた。すべて選択肢は5分の1。最後の5分、とにかく何か番号を選ばなければと解けなくても適当に答えた。
パソコンを使っての試験方法は、係の人が受験者のパソコンにUSBフラッシュメモリから問題ファイルと答案ファイルをデスクトップに入れてくれる。
これを試験官の「始め」という合図で開いて解答する。問題ファイルと答案ファイルはそれぞれ切り替えて使用。楽勝さ!
試験が終わると係の人がそれぞれのパソコンからUSBにデータを吸い上げて、紙に印刷して終了となる。これが終わるまで受験者は席を立つことができない。
「やめ!」と試験官が叫んだ。すると不思議。あーちゃん、涙が出てきた。何でだろ?135分、逃げないで、あきらめないで頭をいっぱい使った。
悔いはない。やり切ったという感じ。でも…、すごく疲れた。へとへとだぁ。
ランチは1階のロビーでパパとコンビニ弁当。あーちゃんが試験を受けている間に買ってきてくれた焼肉弁当さ!お肉を食べると落ち着く。(笑)
それにしてもこの建物はセキュリティーの厳しい建物だった。よくよく確かめてみると、法務省関連の機関が入っているビルでした。
そんなビルに建ち入ることができてこのうえなく光栄でありました。この試験に合格したら、法務省に入ろうかな?なーんちゃって!自信ない。
では、今からまた仕事をしないといけないので次回に続きます。またね♪



2月2日(土):『いよいよ明日…』


1483/68。国家公務員障害者選考試験近畿の倍率です。なんと!およそ21倍。やれやれ。
明日、いよいよ試験本番です。今日まで受験勉強やってきたけれど、まだまだ不安。仕事をやりながらというのがきつかったけれども仕方ない。
今日も仕事しているけど、なんか、いつもの仕事をしていると落ち着く。普段どおりの生活が一番、いいのかもしれないな。ヘヘヘ。
試験の結果も心配だけど、自分のパソコンを持ち込んで音声パソコンで受験するという初めての試みも正直、不安がいっぱい。作文もパソコンで書くんだもんな。
緊張して、キーボードがちゃんとたたけるかな?間違わずに操作できるかな?考えたらきりがない。
最大限に自分を信じなければいけないんだけれどもなんか、やっぱり頼りない。でも、試験担当の人事院の日ともこのような試験は初めてなのだからお互い様かも。(笑)
「視覚障害者がどうやってぱそこんするんだろ?」と思っている人が国のお役人さんの中にもたくさんいるからとりあえず、このようにするんだということをアピールしてこよう。
とにかく、全身全霊をかけてパフォーマンスしてきます。祈っていてね。結果報告はまたこのページで必ずします。
今日、パソコンサポートの仕事先で友人たちが「頑張れぇー!」と応援メッセージをくれた。
「プレッシャーかかるなぁ」とあーちゃんが答えると一人の友人が「合格したらマクドナルド、食べ放題したる」といったほんと?じゃぁ、頑張る。ヘヘヘ。
明日は相棒のレッツノートで勝負だぜ!!今から試験の準備しよっと!ではでは。



1月30日(水):『AmazonではなくてMamazonだ!』


最近、遠く離れて就職している息子から食料関係のSOSが増えてきた。なんでだろ?まあいいか。
お金を送金すると無駄遣いするのでこの頃は生活必需品をネット通販で息子のマンションにダイレクトで送るようにしている。
親バカ丸出しだけど、やっぱり心配。きちんと食べているかな?って。ラインをしても既読スルー。
電話をしても旅客運輸関係の不規則勤務。出ないし、いつ、オフかわからない。いちいち、親に言うものでもないけれどもね。(苦笑)
とにかく、ラインが既読になると生きているのだろう。でも、返事くらい、よこせよなって!生存確認だけでは寂しい。しょぼん。
さっきもあーちゃん、パソコンで息子に送った食料品をアマゾンサイトで追跡調査していた。ウッシッシ。
おおお!なんと、「不在のため持ち帰りました」というメッセージが…。やっぱりダメだったか。
そんなときは、仕事が休みの日に宅配業者の営業所に自分で取りに行くそうだ。これはまだ許せるな。
でも、世の中、便利になったもんだ。極端な話、海外へでも送れるんだもんな。視覚障害者だってスマホやパソコンができれば通販が利用できる。
昔、あーちゃんが海外留学をしていた時は、家族が日本で買ったものを船便で送ってくれたけど3カ月かかった。ヨーロッパだったけどね。
航空便で送ると1週間余りで着くけどすごく、すごく高くついたから。なので、欲しいものは早めに電話した。3カ月後を見越して。(笑笑笑)
そして今、時代は変わった。変わらないのは親心かな?ヘヘヘ。息子が荷物を受け取るまで追跡するぞ!なーんてね。おしまい。



1月16日(火):『国家公務員目指して勉強、やってるよ』


国家公務員採用試験の勉強、やってるよ。でもやっぱり、範囲が広すぎて何からすればよいか迷ってる。
仕事もあるし、家事もあるしなかなか時間を取るのが大変。あーちゃんは昔から時間の作り方が下手。
もちろん、問題集はテキストデータ。パソコンを開いて、データの音声を聞いて勉強する。書いて覚えることができないからなかなか、頭に入らないのかな?
人事院のホームページに載っていた試験の例題を分析していてわからなくなったのでその問題をダメもとでそのままコピーしてネット検索のボックスに張り付けて検索したらな・なんと!
解き方がヒットした。すげぇー。びっくりしたなぁ。もぉ。YAHOO知恵袋に載っていた。あーちゃん以外にもネット検索をしている人がいたんだな。
全く同じ問題の解き方と解説が投稿されていた。ベストアンサーに選ばれた解答を参考に解き方を習得。ヘヘヘ。
一つの問題は解き方のパターンがわかったんだけど、もう一つはどうやら、集合の図で考えるようだ。そう、あの円を描いて何個か重ねるやつ。
だめだこりゃ。見えない!解き方の図解が…。トホホ。視覚障害者だもんな。ってなわけでこのあたりは捨てて人文系の問題で得点を稼ごう。
あーちゃん、英語に国語、地理に歴史は任せとけ。ただ、政治経済は苦手。そうそう、理科も駄目。
最近、やっと地震の仕組とP波とS波がわかったぞ。パパに教わった。ちなみにパパは理系出身。工学部だぞ!
仕組みがわかってもやっぱり、地震は怖い。大阪北部地震は震源地の上で経験。うちの地域の下に震源地があったのだ。やれやれ。
カタカタと最初に来るのがP波。そのあとのグラグラがS波だ。どうだ、すごいだろ?覚えたぞ。なーんてね。こんな簡単な問題出るわけないよな。
とにかく、自信のある分野で点を稼ごう。ちなみに試験は5択だよ。正解は5つに1つ♪とにかく、選ばなければ。
そういえば…、確率の問題も出ていたな。今からどのくらいできるか不安だけど、とにかく頑張ります。応援してね。



12月27日(木):『あーちゃんの誕生日』


今日、27日はあーちゃんの誕生日♪パパも娘もみんな仕事。パパは幹部社員同士の忘年会。娘は仕事、遅番。ぼっちの誕生日だ。
パパは、朝、何も言わなかったぞ。娘は1日間違えて昨日、「かあさん、誕生日おめでとう!」と言った。やれやれ。そんなもんか。
遠く離れて働く息子に「今日は何の日?」とラインを送ったら、「別に用はないけど誕生日おめでとう!」と返事が来た。
やったね!さすが、愛する我が息子。またこれで息子の株が上がった。今度帰ってきたらおいしいもの、たくさん作って食べさせてやる!!!ヒヒヒ。
ということで、クリスマスの話題を一つ…

同行援護のガイドヘルパーさんと「ヒルトン大阪 クリスマス・トレイン」を見に行ってきました。
ヒルトン大阪ホテルロビーに畳24枚分の広さの線路が引かれていて、そこをGゲージの模型列車が走る!走る!
Gゲージは、一番、レール間隔が広い模型の列車で、その次にHOゲージ、Nゲージと続く。主にドイツで走らせているらしく、日本では珍しいようだ。
ってなわけで、走っている列車の模型も太くて大きい。もちろん、趣味で購入するとなるととても高く、「こんなん、買ったらお前に家を追い出される」と鉄道模型マニアのパパが言ってたのを思い出した。
あーちゃん、見えないけれど、自分の前に列車が来たら音でわかる。確かに、息子やパパが家で走らせるNゲージよりズシン!とした重たい音がするな。
ジオラマのレイアウトをヘルパーさんに説明してもらった。そして、写真を撮ってもらいました。ヘヘヘ


ヒルトン・クリスマス・トレインのジオラマの前で撮影。あーちゃんとバックは電車が走っている。


同じく、ホテルのロビーでは元宝図化の歌手がクリスマスソングを生のピアノ演奏で歌っていた。素晴らしかったので、たくさん拍手すると、「まだ、リハーサルなんです」だって。
でも、すごかったな。迫力満点!本番、見ることができないけれどこれでいいや。
そして暗くなってきたので、「Twilight Fantasy 時空を結ぶ光のギフト 大阪ステーションシティ」を見に行った。

トワイライトファンタジーのイルミネーションの一部の写真。


その前のイタリアンカフェでこたつになったテーブルと椅子に座っているあーちゃんの写真。
テーブル型になったこたつは初めてだったので興奮した。だから、写真に撮っておきました。(笑)

それでは、お正月をまたいでいただいた仕事に取り掛かるとするか。仕事は楽しく、遊びは真剣にってね。



12月16日(日):『忘年会3回』


仕事が増えてくると忘年会のお誘いも増えてくる。見えないけど、会場へたどり着くまでにいろいろな人が助けてくれる。
駅員さん、道行く通りすがりの人々。会場ではガイドヘルパーさんと一緒に来ている友人のヘルパーさんがよくしてくださる。
だから、事情があって、あまりガイドヘルパーさんを使わないあーちゃんも一人で行くことができる。
先週はイタリアン、今週は持ちよりの手作りパーティー、来週は飲み放題の居酒屋。これだけいくと、視覚障害者にしては値打ちがあるなと思う。
自分で作った料理ではなくて、人が作った料理が食べられる。主婦は外食が大好きさっ!!!
でもやっぱり、うれしいのは会場であーちゃんもサポートしてくださる友人のヘルパーさんだ。料理を説明してくださったり、取り分けてくださったり。
いつも悩む。感謝の気持ちをどのようにして伝えればよいか?そこで思いついたのがそのヘルパーさんの利用者の友人にお礼をすることだと。(笑)
ヘルパーさんにお礼をしても絶対にお受け取りにならないからね。だからいつも、友人に小さなお菓子を渡すようにしているんだ。これ、あーちゃんのやり方。
さてと、来週は飲み放題だ。何を飲もうかな?ウッシッシ!失礼しました。



12月6日(木):『ここしばらく』


しばらく、風邪をひいて伸びていました。2週間くらいは苦しんだかな?ぼちぼち、復活しつつあるというところ。
それでも、仕事を2本抱えてどうしよう?と途方に暮れていました。でも、引き受けたからにはやるしかない!
幸い、納期はまだ先なので大丈夫だけど、やっぱり、あせる。間に合わせてなんぼの商売だ。小商いだけど。
風邪でバテているときになんと!息子が帰ってきた。こんな時に帰ってきてもなぁ。息子と遊びに行けない。
でも、素敵なお土産を買ってきてくれたのでご機嫌さ。


東京・地下鉄博物館のますこっとまるちゃんのぬいぐるみパスケースの写真


ママはこんなんが大好きだ。よく知ってるな。パスケースはたくさん持っていて、お出かけの時は日替わりで使ってる。ウッシッシ!
いつも首から掛けている。片手に白杖を持つので、もう片方の手でピタッとして改札を入る。らくちん、らくちん。
ICカードへのチャージはいつも、改札で駅員さんにやってもらっている。自分で入れれないから。(笑)
あーちゃんは、東京駅開業100周年記念のsuicaを持っているのだ。JR九州のSUGOCAも持ってる。
息子と山陽・九州新幹線が開業した時に熊本へ行ったときに買った。でもこれが最悪で、SUGOCAは熊本では買えない。
なので、在来線に乗り換えてわざわざ福岡県の南の端、大牟田駅まで行ったのだ。SUGOCAを買うために。ママ鉄と子鉄はハンパではないのだ。
もちろん、ICOCAは地元なので近くで買える。3枚のカードを気分によって使い分ける。ヘヘヘ。
これだけ、パソコンが打てたら仕事できるな。今から仕事、しよっと。ではでは。



11月13日(火):『国家公務員を目指して』


久しぶりに出てきて、えらいことを書いています。(笑)笑い事じゃないって?ひやかしでもないぞ。
今年8月に国家公務員の障害者採用水増しが発覚して今回、本当に採用するということになり募集が始まった。
「受けてみようかな?」という方は次のリンクを参照されたい。障害者選考試験|国家公務員試験採用情報
人事院に電話で問い合わせてみたところ、パソコン持ち込みでスクリーンリーダーでの受験がOKとのこと。
問題をUSBフラッシュメモリ等に入れてもらい、ファイルを開いて問題文を読み(聞き)、解答することになるかもって。
視覚障害者に対する合理的配慮だな。やったぁ!
あと、視覚障害者は、墨字の拡大文字受験や、拡大読書器で字を大きくしてみるのもOKとのこと。
あーちゃんが受験を決意したのは、とにかく、全盲の視覚障害者が受験して前例を作りたいから。
今まで、音声パソコンの使用は認められてこなかった。だから、今回、日盲連で以下の声明を発表した。
障害者選考試験について日盲連が声明 社会福祉法人 日本盲人会連合
字が読めない、書けない全盲の視覚障害者でも工夫すれば受験できるんだ、健常者と同じに受験できるんだということを世の中の人たちに知ってもらうためにもね。
プロのパソコンインストラクターの中にも「見えない人がどうやってパソコンをするの」と聞く人がいる。あーちゃんだって、教えてもらう前までは見えない人はパソコンはできないと思っていた。
今回、パソコン受験が認められたということで、たくさんの視覚障害者が受験するだろう。
国家公務員の試験で、多くの視覚障害者がパソコンを使って受験できることが証明されれば、今まで受験できなかったいろいろな国家試験や地方自治体の公務員試験、その他の資格試験も音声パソコンで受験できるようになるかもしれない。
見えないから受験できない試験って結構、たくさんあるんだよ。そのたびに辛くて悔しい思いをしてきた。
もしかしたら、将来はAIがすごく進化して、パソコンを操作しなくても試験が受けられるようになるかもしれない。
ICTの力ってすごいね。目が見えなくてもICTを使えばいろいろなことができるということをたくさんの人に広めていきたい。改めて決意を新たにしました。
そうそう、もちろん、あーちゃんだって試験、頑張るよ。でないと、せっかくチャンスを作ってくださった方に申し訳ないもん。
どんな国家公務員になりたいかって?それは通ってから考えるよ。とにかく今は必至で受験勉強、頑張ります。
もちろん、仕事とママ業もまじめにやります。(笑笑笑)家族との約束だから。
大阪のおばちゃん、ハッスル、ハッスル!



10月24日(水):『最近の息子』


 最近の息子は面白くなーい!ママを相手にしない。な~んてね!いい加減、子離れしなければと思いつつ…。
遠く離れて住んでいる息子との通信手段、ラインを打つけど既読スルー。「ちっ、またか」っていう感じ。
既読になるということは少なくとも生きていると考えられるわけで。生存確認のためにラインをするのだ。
 息子に「ちょっと、何であんた、ラインを無視するん?あたしのこと、避けてんの?」とラインすると、
「おかん、分かれた彼女みたいなライン、するな!」と返事が来た。なに?ってことは、彼女いたのか?謎だ。
まあ、別れたということだからかわいそうに。ウッシッシ!人生、長いんだ。また、頑張れ。
  息子は今、国家資格目指して必死で勉強中。忙しくて、ママの相手なんかしていられないのだろうと
ママは自分を慰める。トホホ。なんて言っている場合ではない。よっしゃ!ひらめいた♪
アマゾンで美味しいものをたくさん、送ってやろう。ママゾンだぞ。せめてもの母の愛。(笑笑笑)
パソコンに向かい、ネット通販でポチっとする親バカなあーちゃんです。(爆笑)



7月23日(月):『かるがもの会を紹介しま~す♪』


【小鳩の愛】ラジオ番組

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