ICT日記のページ



更新日:2019年3月6日

「Challenged(チャレンジド)」
「障害を持つ人」を表す新しい米語「the challenged (挑戦という使命や課題、挑戦するチャンスや資格を与えられた人)」を語源とし、
障害をマイナスとのみ捉えるのでなく、障害を持つゆえに体験する様々な事象を自分自身のため、あるいは社会のためポジティブに生かして行こう、
という想いが込められた言葉。チャレンジの後ろにあえて受身の「ed」をつけて表現してます。
元鳩山首相が障害者差別禁止法の整備を訴えた時、首相の「障害者という言葉よりもチャレンジドの方が望ましい」という発言があったそうです。

視覚障害者でパソコン大好きママ「あーちゃん」。まだサポートしかやったことない見習いだけど、いつか絶対プロになる!!
まだまだ修行中だけど、視覚障害者だから、視覚障害の人たちの気持ちがわかるインストラクターになるために力いっぱい夢を追っかけます!
めざせ!盲目のPCインストラクター!!応援よろしくです♪




次のリンク先は、あーちゃんがパソコンと初めて出会ってから、PCインストラクターを目指すまでの物語です。どうぞ、覗いてみてください!
『初心忘れるべからず』こんにちは!パソコンの世界、そしてありがとう♪のページ


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3月26日(火):『いざ!高知へ』


視覚障害者にパソコン指導をしているインストラクターの先生について今晩から高知へ出張することになりました。
大阪から高知へは夜行バス。節約、節約!あーちゃん、生まれて初めての高知県。ルンルン♪お伴はパパ。パパと高知旅行さ。
パパは、あーちゃんが地方へ行くとき、いつもエスコートしてくれるんだ。だから出張もパパ付き。ヘヘヘ。ちょっと前までは息子が付いてきていたが。
視覚障害者に特化したパソコンソフトを開発している企業の方を訪ねてある企画をぶち上げてこようと思ってね。フッフッフッ!
あーちゃんの夢に少し、近づけるかな?と思ったりして。(笑)何かはまだ、内緒よ。
以前、大阪で先方さんに会ったときはとてもよくしていただいて、「一度、高知においでよ!」と声掛けをいただきました。
1年チョイかかってやっと行くチャンスが。ちゃんと自分の思い、伝えることができるかな?うまく言えるかな?
不安は尽きないけど、勇気出して伝えてくるよ。視覚障害者のパソコン学習の環境が少しでも良くなるよう頑張ってくる。
高知では、坂本龍馬ゆかりの地を案内してもらうんだ。娘が龍馬のでっかいぬいぐるみを買ってきて欲しいと言っていた。抱っこして帰ろうかい?



3月22日(金):『パワーポイント職業講習』


去る3月16日と17日、視覚障害者対象のパワーポイントの講習会に参加してきた。今回、あーちゃんは受講生。(笑)
家から2時間かかる会場へ白杖片手にレッツゴー!生まれて初めて降りる駅、生れて始めて行く今回の会場。
ってなわけで地元に住んでいる健常者の友人に駅から会場まで案内をお願いした。友人が講習会を見学してもOKということであーちゃんの横で見学。
友人はかなりパソコンに精通したパワーユーザー。視覚障害者がどのようにパワーポイントを扱うか見てみたいということで。
キーボード操作だけでスライドを作るんだよ。
友人によると、今回の受講生は皆、すごいよくできる受講生だということだ。スクリーンリーダーを使うパソコンのキーボード操作に慣れている人たちばかりらしい。
あーちゃんもそう思った。だって、きちんと時間内にやるべき課題をすべて終えることができたから。
それから、ボランティアの晴眼のパソコンサポーターの方も視覚障害者が使うソフトにとても精通しておられたように思う。
大きな混乱なく、きちんと視覚障害者をサポートしてくださっていたから。
受講生は16人。ほとんどが仕事をしている視覚障害者だ。仕事先などでパソコンを使っているので、パソコン操作には皆、ほんとに慣れていた。
こんな講習会、初めてだ。上には上がいる。望む所だぜ!とあーちゃんも頑張った。
講習会2日目。前日の友人は用事があってガイドできないのでこの日は一人で会場へ。とにかく、電車に乗っている時間が長いわ。
最寄駅では講習会で知り合った視覚障害者たちが何人かいて、弱視で回りを見て歩くことができる人について肩を持って4人くらいで1列になって会場まで歩いた。
15分くらいかな。電車ごっこみたいだ。
2日目の午後、スライドショーが出来上がった。スクリーンリーダーとソフトの愛称でスライドが出来上がるまでに悪戦苦闘したけれど、この日も予定通りに課題終了!
以前、職業訓練校でパソコンの訓練を受けていた時もパワーポイントは習ったけど、今回、また、新しい技を覚えたり、復習できたりとすごく楽しかった。
新しい視覚障害者の友達もできて、これからもお互い切磋琢磨できそうだ。またの再会を楽しみに解散。今度会うときはもっともっとパソコンの技、うまくなってるぜ!
たまには講師ではなく受講生になってみるのもいいもんだね。新しい技術を学ぶ喜び。生涯、勉強です。(笑)
そうそう。あーちゃん、偶然にもある視覚障害者の就労関係のプレゼンテーションのオファーをいただいた。おお!さっそく、今回の学習が行かせそうだ。
全盲でも晴眼者、健常者がびっくりするようなパワーポイントでのプレゼンテーションがしたい。



1月29日(火):『Windows』


パソコンサポートにお出かけのあーちゃん。最近はWindows 10 を使う視覚障害者の方が増えてきてね。だから、あーちゃんの予習もWindows 10さ。
Windows 10 だとマイクロソフトオフィスのバージョンは2016を使う人が多い。Windows 7 を使っている人はたいてい、オフィスソフトのバージョンは2010。
これが、使い方が少し違っているんだよな。「名前を付けて保存」というメニューがかなり変わっている。また、覚えなければいけない。
受講生の人たちに理解してもらうのも大変で、保存の仕方を一から覚えてもらわないと。そしてまた、設定やコントロールパネルも場所が違う。
あと、かなり違いを感じるのはエクスプローラーだな。リボン操作になっていた。なんかこれらはWindows 8.1 と操作が似ているようだな
Windows 10 の更新プログラムが配布されるとそれをインストールするわけだけれども、これをしたために視覚障害者が使うスクリーンリーダーとの相性が悪くなり、音声が出なくなったりバグったりするんだ。
去年10月にあーちゃん、マイクロソフト社のアクセシビリティーの担当者とスカイプでお話する機会があって「更新プログラムをインストールするとスクリーンリーダーがよくバグるので何とかなりませんか?」と尋ねた。
するとお姉さんは、「セキュリティの関係で更新プログラムはどうしても必要なものなのでそこは了解してください」との返事が。
ってことは、スクリーンリーダーの販売会社がマイクロソフトと話し合いをして修正パッチを配布してくれればいいんだけどな。スクリーンリーダーの販売会社も時間とお金がかかって大変だろうな。
そしたら、かかったコストはスクリーンリーダーの使用者に負担を要求してくるかもしれない。大変だ、こりゃ。
とにかく、Windowsの今後を注視していかなければならないと感じる今日この頃のサポートです。(苦笑)



11月1日(木):『久々のパソコンサポート』


先日、久しぶりに視覚障害者のパソコン講習会のサポートに出かけてきた。ウッシッシ!
今までパソコンをしていた人たちも最近はiPhoneやiPadを教えて欲しいという人が多くてね。
視覚障害者の世界でもiPhoneユーザーが増えているので、そちらのサポートが多かったんだ。
今回はほんと、久しぶりのパソコンサポート。あーちゃんはパソコンが好きなので2つ返事で引き受けた。
もちろん!音声起稿の仕事もきちんとやってまーすよ。(笑)商売繁盛♪
受講生が4人で講師の先生が1人。サポーターが2人。サピエ図書館というパソコンで読書をする方法を学ぶ。
サポートさせていただいて、いつものことながらうれしいことは…、
「やりたいことがあってもできなくて。それが講習会でできるようになりました」という受講生の方の言葉。
かつて、あーちゃんもそうだった。目が不自由になってから情報収集に苦労した。
それを補ってくれたのがパソコン。初めて使えるようになったときの衝撃は大きかった。
そして今では、仕事をして、家計の足しにと小商いもできるようになった。(笑笑笑)
考えてみれば、あーちゃんの場合はパソコンは仕事ができるけどiPhoneで仕事はできないもんな。
とにかく、自分の知識が人の役に立つことができる、それがまた、好きなことの知識だからすごくうれしい。
改めて、自分がパソコンを始めたころの初心に帰ることができたパソコンサポートでした。ヘヘヘ。



10月19日(金):『あーちゃんのお仕事』


 音声起稿の仕事をいっぺんに2つ抱えて忙しく過ごしていました。やっと1つ終わったぁ。
納品までいろいろあったけど、原稿を納品するととても喜んでもらえたし、ねぎらいの言葉をいただきました。
今回の仕事は、自分で営業して取ってきた仕事だからこれからも続けて依頼されるようにしなければね。
確かに仕事にはいろいろある。大好きなパソコンを使って仕事をしているはずなのに
何でここまでしなきゃいけないんだろう?と思ったり、依頼を受けた後、音声を聞いて嫌になることもある。
「ああ、受けなきゃよかった!」なーんて思うこともたまにある。(苦笑)
 家計の足しにと、テープ起こしの仕事を始めて7年目。たくさん、仕事をもらうようになりました。
視覚障害者のパソコン教室に通い始めたばかりのころは、とにかく、趣味でパソコンができればいいや、と。
でも、子どもたちが成長するにつれて必要になってくるのはお金。目が不自由でも稼がなければとママ。
外へ出ることが好きだったあーちゃんに家でずっとパソコンを叩いている仕事なんて我慢できない!
と思ったけど、背に腹は代えられず、在宅の仕事を選んだ。目が不自由な自分にはこれしかないと思ったから。
やってみると面白いこともある。音声のみを聞いてそれを入力するんだけど、この声はどんな人かな?
この声の人はどんな顔をしているんだろう?と想像すると楽しくなってくる。(笑)
声を聞いて、会ってみたくなる人もいる。(笑笑笑)
人生いろいろ、仕事もいろいろ。あーちゃんのモットー、「仕事は楽しく、遊びは真剣に」。
さて、もう一つの仕事を片付けることにしよう。



10月8日(月):『研修会参加』


☆10月6日と7日に開催された研修会に参加したお話です。

<目的>
障害者の情報通信技術の利用機会や活用能力の格差是正のためには、障害者にパソコンの使用方法を教えることができる人材(パソコンボランティア)の確保が必要であるため、
パソコンボランティアを指導する者の養成研修を実施し、もって障害者の情報バリアフリー及び社会参加の推進に資することを目的とする。

パソコンボランティアをしている人たちへの指導を目的とする研修会なんだよな。以下が研修科目の概要です。
これを2日間、午前10時から午後5時までやりました。たまにはいいかな?こんな勉強♪(笑笑笑)

●障害全般
 (知的、聴覚、盲ろう、高次脳機能)、障害認知と障害特性、求められる支援、合理的配慮、
 ICT支援機器活用事例(一般企業による紹介等)
●マルチメディア
 マルチメディアが実現するアクセシビリティ活用事例、合理的配慮と基礎的環境整備
●発達障害
 障害特性(体験)、求められる支援、合理的配慮、ICT支援機器活用事例
●視覚障害
 障害特性、求められる支援、合理的配慮、ICT支援機器活用事例、ワークショップ(体験)
●肢体障害
 障害特性、求められる支援、合理的配慮、ICT支援機器活用事例、ワークショップ(体験)

ICT支援機器では、iPadを使ったそれぞれの障害に対するアクセシビリティを体験学習。
ワークショップでは4~5人くらいのグループを作ってテーマについて話し合い、リーダーが発表。
あとは、グループディスカッションもあったりして喋ることが大好きなあーちゃんは少しうれしかったな。
でも、座学では、お昼ご飯を食べるとやっぱり眠くて、眠くて。こんな経験久しぶりだ。
研修が終わって感じたこと。ひとりよがりの支援であってはいけないということ。
障害のある人が何を欲して、どのようにしたいと思っているか。支援者側から決めつけないで、押しつけないで
当事者とたくさん、話し合って支援を決めていくというとても大切なことを学んできた。
サポートをするとき、「あなたはこうだからこのようにしなければダメ」なんて決めつけてはいけない。
実は、あーちゃん、自分が視覚障害者になってパソコンを学習していたとき、晴眼者のサポーターから
上から目線で「あなたは見えないからこのようにしなさい。そんなことしてはダメ」と強制されたことがある。
明か、このときはあーちゃんが正しかったんだけどそれを証明するだけの力が自分にはなかったんだ。
「なんで、あんたがそんなこと決めつけるんだよ!」と言いはしなかったけどめちゃくちゃ、腹立って。
悔しくて。トイレで友人に抱きついて泣いたことがある。そして誓った。
視覚障害者が使うパソコンの知識に関しては晴眼のサポーターに負けないくらい、実力をつけてやるって。
もちろん、憧れるサポーターさんもいたけれどもね。先述した人が悪かったんだけど。(苦笑)
自分の実力はまだまだだからもっともっと勉強してITの知識を身につけたい。決意新たになりました。(笑)
そうそう、今回の研修の収穫はそれだけではなくて、初日の午前中の講義でスカイプを使って
日本マイクロソフトのアクセシビリティ開発の方とお話や意見交換ができたこと。
Windows 10 が視覚障害者に使いにくくなっていることを伝えた。これには、セキュリティの関係上、
仕方ないこともあるんだってさ。あちらを立てればこちらが立たずかな?まっ、いいか。ってなわけないだろ?
いちゃもんではないけれど、できる限り状況をフィードバックしていこうと思った。(笑笑笑)
今回、視覚障害者の受講者はあーちゃんだけだったけれど、身体障害や難病の人も来られていて、
障害があっても明るく、頑張って生きている人たちとお友達になれたことも大きな収穫。みんな、ありがと!
ってなわけで、10月5日と6日の報告を終わります。ではまた。



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